Music
1st EP「やがて手が出る足が出る」
蛙と少年
Music
降り続く雨は今朝上がって
訪れた日々は少し不安で
弱虫な僕は立ち止まったまま
歩き出す君を横目で見てた
はみ出し者のかえるさん
君の目には何が映りますか
雨のビートに揺れる人
白黒が混ざる色
明日晴れるような気がしませんか
少しずつ賑わう街並みの中
道沿いに咲いた紫陽花の花
季節が巡っても僕は変われぬまま
雨上がり、虹をただ眺めてた
はみ出し者のかえるさん
君は今何を思ってますか
雨のビートに揺れる人
白黒が混ざる色
明日晴れるような気がしませんか
はみ出し者のかえるさん
君の目には何が映りますか
雨のビートに揺れる人
白黒が混ざる色
明日晴れるような気がしませんか
はみ出し者のかえるさん
それでも君は笑っていますか
作詞 竹内雄治 作曲 竹内雄治
パラレルワールド
眠れぬ夜に鳴らす歌の
錆びれた弦が鳴らす歌を
煩雑な思いを抱き合わせて
いつかの夜に僕は歌った
具に揺れるその感情と
いつも燻るその感情を
冷めたふりして逃げていたんだ
いつかの僕に嫌気がさしたんだ
声だけがこだまする部屋の
重く立ち込めたその部屋で
醒めぬ夢の続きを見たんだ
いつかの僕の姿があったんだ
3月の風が妙に沁みて
月が淡く滲む
いつかのもしもが間違いだったら
僕らは何かを変えられたのだろうか
眠れない夜にめくりめく思いは
そっと消える
傘が意味をなさない類の雨
打たれた窓には覗き込む僕がいた
いつかのもしもを信じ切れたなら
僕らは何かを変えられるのだろうか
四畳半の部屋を踏み出した僕らは
そっと消える
作詞 竹内雄治 作曲 竹内雄治
くだらない街で
作詞 竹内雄治 作曲 竹内雄治
醒めてしまった夢では
君に手も届かない
淡いイメージの向こう側
君の声がぼやけていく
手がかりのないままようやく
記憶を辿って見つけた
漕ぎ出した君が向かう先
何が待っているのかな
音のない部屋に飛び込んで
自問自答を繰り返して
少しずつ伸びるその影に
僕は僕だと言い聞かせる
これが最後と分かっていた
くだらない街とくだらない明日
くだらない僕は日々を
塗りつぶすように塞ぎ込み
夜が閉じるのを待ってる
ようやく明けたその1日は
一体どこからがはじまりなのだろう
いつまでも終わることのない生活
どこか慢心していた
色のない部屋で待ち惚け
なにかをどこか履き違えて
理論武装をしたものの
そんな言葉で雁字搦め
これが最後と分かっていた
くだらないアレやくだらないコレが
くだらない君の日々を
満たしていくのに花は咲き
気付かれずにただ待ってる
もがけばもがくほど濁る思いと
探せば探すほど見えぬ言葉で
君が紡いだその答えを
今そっと此処で待つよ
これが最後と分かっていた
くだらない街とくだらない明日
くだらない僕は日々を
塗りつぶすように塞ぎ込み
夜が閉じるのを待ってる
くだらないアレやくだらないコレが
くだらない君の日々を
満たしていくのに花は咲き
気付かれずにただ待ってる
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